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1995-02-10
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24KB
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624 lines
==============================================================================
簡易データベース機能付き宛名印刷ソフト
8086|Printman/POSTCARD Version 1.00c
ユーザーズマニュアル
Copyright (c) 1993-95 Delmonta
==============================================================================
第1章 はじめに
1.1 開発の動機
ハガキ印刷ソフトは数多く出回っています。しかしながらそれらは不必要な機能が多
すぎて高価だったり、派手な画面のために処理が重かったり、お気に入りのFEP [*1]が
使えなかったりと、私の理想に合うものはありませんでした。そこで、ないのなら作っ
てしまえということで、本ソフトを開発しました。
1.2 本ソフトの特長
o 本ソフトは、官製ハガキに宛名を印刷するためのソフトです。 簡単なカード型
データベースを内蔵しており、最大1024枚のハガキを連続して印刷できます。
o 複数の機種に同一ファイルで対応しています。
o 無駄なグラフィック表示は一切していませんので、 遅いマシンでも軽快に動作
します。
o 大量のメモリは不要です。ハードディスクも不要で、 フロッピーディスクベー
スでも動作します。
o MS-DOS上で使用可能なFEPはすべて使用できます。
1.3 対応機種
本ソフトは、NEC PC-9800シリーズおよび富士通FMRシリーズ、FM TOWNSシリーズで使
用可能です。仕様上はIBM PC/AT互換機(DOS/V)や東芝J-3100シリーズ、各社AXマシンに
も対応するようになっているのですが、手元にマシンがないため動作確認は行っていま
せん。
なお、印刷機能を使用せず、単なるデータベースソフトとして使用するなら、MS-DOS
が使用可能な他の機種でも動作します。
また、MS-DOSはVer3以上を使用するようにしてください。なお、 EMSなどの拡張メモ
リは使用しません。
本ソフトが対応しているプリンタは、 ESC/P24-J84準拠プリンタ、 MSX漢字プリンタ
[*2]、PC-PR201/101Hシリーズ、富士通FMPRシリーズです。
動作確認は、次の機種で行っています。
o FM TOWNS II HR100 + BJ-15v
o FM TOWNS II HR100 + PrintBoyII + BJ-15v
o PC-9821Ce/S2 + BJ-10v
1.4 機能の制限
本ソフトは、そもそも作者が個人的に使用するために開発したものですから、アクセサ
リ的な機能は一切ついていません。必要ならば常駐ソフトや子プロセスで補ってくださ
い。ハガキ裏面の印刷はできません。一般のワープロソフトで補ってください。また、
差出人欄の印刷もできません。差出人名は裏面に印刷してください。
1.5 キーの名称について
キーボード上のキーの名称は機種によって異なりますが、本マニュアルでは次のよう
な表記を用います。
+--------------------------------------------+
|本マニュアルの表記| 他の表記の例 |
|------------------+-------------------------|
| リターン |RETURN、ENTER、改行 |
| BS |<=、BACKSPACE |
| ESC |ESCAPE、取消 |
| DEL |DELETE、削除 |
| INS |INSERT、挿入 |
| F1~F10 |PF1~PF10、f・1~f・10 |
+--------------------------------------------+
note:
[*1] 私はMS-DOS Ver5.0上でATOK7を使っているのですが、 ご存知のようにTownsOS上
ではOAKしか使えません。
[*2] NEC NMシリーズもほぼ同じ仕様のようです。
第2章 セットアップ
本ソフトを使用するには、まず多くの設定を行う必要があります。
2.1 必要なファイル
本ソフトを使用するには、DPRINT.EXEとDPRINT.DFLが必要です。必ず両者は同じディ
レクトリにおくようにしてください。また、 セットアップの際にはDPSETUP.EXEが必要
になります。
2.2 機種設定
まずは、 セットアップユーティリティDPSETUP.EXEを起動します。MS-DOSのコマンド
ラインから次のように入力してください。
DPSETUP [リターン]
次に、現在使用中のコンピュータとプリンタの機種を入力します。画面に表示される
番号を選んでください。両方の入力が終わったら、「よろしいですか(y/n)」と、 もう
一度確認を求めてきます。これでよい場合はYを、コンピュータ/プリンタの機種設定を
やり直す場合はNを入力して、リターンキーを押します。
2.3 マージンの計測
続いて、 プリンタの上マージン・左マージン[*3]を計測します。 プリンタにハガキ
[*4]をセットし、オンライン状態にしてリターンキーを押します。ハガキの左隅に黒い
四角が表示され、プリンタから排出されます。
「よろしいですか(y/n)」と、確認を求めてきます。正しく印刷された場合はYを入力
して次に進みます。違うものが印刷された場合は、プリンタの機種設定が間違っていま
すので、Nを入力して機種設定をやり直してください。[*5]
正常に印刷されたら、 下図に示す寸法を測ってください。 これが、 マージン(物理
マージン)です。[*6]
___________________
| ↑(a)プリンタの上マージン
| ↓
|←→■
| |
| +---(b)プリンタの左マージン
|
プリンタの機種によっては、(a)や(b)に相当する値があらかじめマニュアルに書いて
あるものもありますが、念のためここで測ることをお勧めします。
松下電器などのプリンタを使用している場合、「ハガキセッター」と呼ばれる樹脂製
のシートにハガキをセットする場合があります。この場合は、下図の(c)と(d)がマージ
ンです。
ただし、この場合はマージンはマイナスの値になります。たとえば(c)の寸法が5mmだ
った場合、上マージンは-5mmと設定することになります。
__________________
| (d)プリンタの左マージン
| ■←→
| ↑
| ↓(c)プリンタの上マージン
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ハガキ |
| セッター | ハガキ本体
|
2.4 マージンの設定・定義ファイルの更新
いま測ったプリンタのマージンを入力します。小数点以下2桁まで入力できます。
これで一通り設定は終わりました。 最後に、設定したデータをDPRINT.DFL [*7]に登
録します。確認を求めてきますので、DPRINT.DFLを更新する場合はYを、 更新せずに終
了する場合はNを押します。
ファイルの更新が終わると、MS-DOSのコマンドラインに戻ります。
note:
[*3] この「マージン」は、一般のワープロソフトでのマージンとは異なります。本ソ
フト上での「プリンタのマージン」とは、ワープロソフトでの「マージンの最小
値」に相当するものです。
[*4] テスト印刷ですから、書き損じのハガキで結構です。
[*5] 最悪の場合、「Int trap halt」あるいは「不正な割り込みxxHが発生しました」
などのメッセージが表示されます。 この場合は機種設定を間違えている(あるい
は、 プリンタドライバが登録されていない)ためシステムが暴走してしまったこ
とを表しています。一度コンピュータをリセットして、最初からやり直してくだ
さい。
[*6] もし左マージンが12mmを超えてしまった場合は、本ソフトでそのプリンタは使用
できません。どうしても使用したい場合は、ハガキをセットする位置などを工夫
して、12mm以内になるように工夫してください。また、上マージンが10mmを超え
ている場合は、プリンタの機種により正常に動作しない場合があります。
[*7] データはカレントディレクトリのDPRINT.DFLファイルに書き込みます。 すでに
DPRINT.DFLがあっても、黙って書き換えますのでご注意下さい。
第3章 使用法
3.1 起動
本ソフトの起動は、MS-DOSのコマンドラインから次のように入力します。
DPRINT [オプション] [ファイル名]
[ファイル名]は、起動直後に読み込むデータファイルを指定します。何も指定しなく
てもかまいませんが、複数のファイルを指定することはできません。
[オプション]は、先頭に半角のハイフンを付けることでファイル名と区別します。ハ
イフンで始まる名前を持つファイルを指定する場合は、先頭にドライブ名などを付けて
ください。
オプションを複数指定する場合は、それらを半角スペースもしくはタブで区切ってく
ださい。相反するオプションが指定された場合は、コマンドラインの右側で指定された
ものが有効になります。
第2章で設定した内容を、 オプションでも指定することができます。この場合コマン
ドラインオプションの設定が優先されます。一般には、オプションは定義ファイルの設
定を一時的に変えたい場合に限って使用してください。
オプションには次のものがあります。大文字と小文字は区別されませんが、全て半角
で入力してください。
-Cx コンピュータの機種の指定です。xには次のいずれかを指定します。
N NEC PC-9800シリーズ
F 富士通 FMR/FM TOWNSシリーズ
I IBM PC/ATおよび互換機(DOS/V)
J 東芝 J-3100シリーズ、AXマシン
-Px プリンタの機種を指定します。
E ESC/P24-J84準拠プリンタ
M MSX規格準拠漢字プリンタ
N PC-PR201H/101Hおよび互換機
F FMPRシリーズプリンタ
なお、起動時にはDPRINT.EXEと同じディレクトリからDPRINT.DFLを読み込みます。
3.2 起動後の画面
本ソフトを起動すると、中央に次のような枠が表示されます。[*8]そして、カーソル
が「郵便番号」の横にあるはずです。
+-----------------------------------+
|郵便番号 ___-__ |
|住所(1) ________________________|
|住所(2) ________________________|
|住所(3) ________________________|
|氏名(1) ________________________|
|氏名(2) ________________________|
+-----------------------------------+
画面下には、 ファンクションキーの機能一覧が表示されています。 その横には、
「カード xxxx/yyyy」という表示があります。 これは、 「現在、 カードはyyyy枚あ
り、 現在画面に出ているのはxxxx枚目です」という意味です。最初の段階では(コマン
ドラインでファイル名を指定しなければ)「1/0」とあります。これは、 現在画面に出
ている『1枚目』のカードには何も書かれていないということを示しています。
この画面を、以後「カード画面」と呼ぶことにします。
3.3 基本操作
カーソルの移動
カード画面では、カーソルキーの上下で反転カーソル(以下、単にカーソル)を動かす
ことができます。また、リターンキーでも動きます。
郵便番号の入力
まず、カーソルを「郵便番号」に合わせてください。そして、数字キー[*9]で郵便番
号(3桁または5桁)を入力します。 入力ミスはBSキーで訂正できます。 入力したら、リ
ターンキーを押します。
途中で中止する場合は、リターンキーではなくESCキーを押します。 郵便番号は入力
前の状態に戻ります。
住所・氏名の入力
基本的な入力方法は、郵便番号と同じです。
まず、カーソルを「住所(1~3)」または「氏名(1~2)」に合わせます。そして、
文字キーで入力します。 入力ミスはBSキーで訂正できます。 [*10]最後に、 リターン
キーを押します。入力を中止する場合はESCキーを押します。 データの長さは全角で最
大12文字(半角では24文字)です。
note:
[*8] 機種によっては外枠は表示されません。
[*9] 全角数字は受け付けません。
[*10] ワープロのように、 入力データの途中部分を修正することはできません。 これ
は、PC-98シリーズの場合、DOSを経由する文字入力ではBSキーと左カーソルキー
が区別できないため、その仕様に合わせたものです。
第4章 特殊キーの操作
4.1 F1/F2:カードの切り替え
本ソフトでは、 一度に1枚のカードしか画面に表示して編集することができません。
カードの切り替えは、このF1/F2キーで行います。F1キーを押すと1枚手前の、F2キーを
押すと次のカードに切り替わります。 1枚目のカードを表示しているのにF1キーを押し
たり、最後のカードを表示しているのにF2キーを押した場合は、何も行われません。
4.2 F3:ジャンプ
4.1の方法では、一度に1枚ずつしか移動できません。これでは、最初のカードから最
後のカードに移動する場合などに不便です。そこで、F3キーを押すことで、編集したい
カードをすぐに表示できます。F3キーを押すと、カード番号の入力を求めるメッセージ
が表示されます。そこでカード番号を入力してください。
4.3 F4:削除
現在のカーソル位置にあるデータを削除します。FMR/TOWNSではDELキーも使用できま
す。
4.4 F5:データメニュー
各種のデータ処理(空のカードの挿入、データの削除、ソートなど)を行います。
I・挿入
現在カーソルがある位置に、空のカードを挿入します。何枚挿入するかを指定し
てください。
D・削除
カードをまとめて削除します。削除する範囲を指定してください。[*11]
S・ソート
カードを郵便番号順にソートします。ソートの対象とする範囲と、昇順か降順か
を指定してください。[*12]
F・検索
特定の文字列や郵便番号を含むカードを検索します。検索するデータ、検索する
カードの範囲、検索する順序を指定してください。
文字列と郵便番号は片方だけ指定してもかまいません。また、例えば郵便番号が
「123」なら、「123」だけではなく「123-00」~「123-99」も対象となります。
4.5 F6:印刷
カードの印刷・プリンタの設定などをします。
P・印刷
カードを印刷します。開始カード番号、終了カード番号を入力してください。順
番に印刷が行われます。
S・プリンタ設定
プリンタの機種、上マージン・左マージンを指定します。マージンの設定方法に
ついては、第2章を参照してください。
M・各行設定
各行の印刷方法(左寄せ/右寄せ/中央寄せ/左合わせ/右合わせ/中央合わせ)を指
定します。各印刷方法の意味は次の通りです。
+--------------------------------------------------------------------+
| 左寄せ |データを左端に印刷します。住所の1行目などに有効です。 |
|----------+---------------------------------------------------------|
| 右寄せ |データを右端に印刷します。 住所の2行目(番地)などに有効で|
| |す。 |
|----------+---------------------------------------------------------|
| 中央寄せ |データを範囲の中央に印刷します。 名前の1行目や住所の3行目|
| |(アパート/マンション名)などに有効です。 |
|----------+---------------------------------------------------------|
| 左合わせ |左端を前の行と合わせます。 |
|----------+---------------------------------------------------------|
| 右合わせ |右端を前の行に合わせます。 |
|----------+---------------------------------------------------------|
|中央合わせ|前の行と中心を揃えます。 |
+--------------------------------------------------------------------+
左合わせ・右合わせ・中央合わせは名前の2行目などに有効です。 また、当然な
がら住所の1行目には指定できません。
以下に、左合わせ/右合わせ/中央合わせの具体的なパターンを示します。
+--------------------------------------------------------------+
| 左合わせ | 右合わせ | 中央合わせ |
|○○○○○○○○○○|○○○○○○○○○○|○○○○○○○○○○|
|○○○○ | ○○○○| ○○○○ |
+--------------------------------------------------------------+
4.6 F7:ファイル
カードファイルのディスクへの保存、ディスクに保存したカードファイルの読み込み
などをします。[*13]
L・読み込み
ディスクからカードファイルを読み込みます。これまで入力していたカードデー
タはディスクに保存していない限り消滅しますので、保存していない場合は確認の
メッセージが表示されます。
M・追加読み込み
ディスクからカードを読み込みますが、これまで入力していたカードの後ろに追
加します。従って確認のメッセージは表示されません。
S・保存
ディスクにカードを保存します。指定したファイル名と同じ名前のファイルがす
でにあっても、確認することなく書き換えます。
4.7 F8/INS:その他の機能
定義ファイルの更新、マシン情報の獲得などをします。このメニューでは、システム
ステータスの確認、定義ファイルの更新などができます。
D・定義ファイル更新
ディスク上の定義ファイルを更新します。
S・現在の状態
現在のシステムステータス(MS-DOSのバージョン、 空きメモリなど)を表示しま
す。何かキーを押すと元の画面に戻ります。
L・デフォルトに戻す
定義ファイルを読み込み、設定を元に戻します。
4.8 F9:子プロセスの呼び出し
子プロセスとしてCOMMAND.COMを呼び出します。 安全のため、 呼び出す前にカード
データを保存しておくことをお勧めします。
4.9 F10:終了
8086|Printman/POSTCARDを終了します。
note:
[*11] アンドゥ機能はありません。一度削除したデータを復活するには、もう一度入力
する以外にありません。
[*12] 現時点ではデータとして名前の読みを保持していないので、 住所・名前による
ソートには対応していません。
[*13] データファイルの拡張子は特に決まっていません。従って、拡張子を省略した場
合は拡張子なしのファイルに書き込まれることになります。
第5章 補足説明
5.1 住所欄のデータの入れ方について
住所欄は3行ありますが、 どのデータをどこに入れるのかには一応の目安がありま
す。具体的には、
+-------------------------------------------------------------------+
| 1行目|都道府県名・市町村名など(「○○県○○市○○区」) |
|------+------------------------------------------------------------|
| 2行目|番地(「○○丁目○○番地」) |
|------+------------------------------------------------------------|
| 3行目|アパートなどの名称(「○○マンション○○○号」) |
+-------------------------------------------------------------------+
という使い方に合わせて、 デフォルトでは1行目=左寄せ、2行目=右寄せ、3行目=中
央寄せとなっています。
5.2 他のソフトとのデータ交換
本ソフトで保存したデータの形式は、単純なテキストファイルです。
ooo-oo
○○県○○市○○町
○○丁目○○番地○○号
○○○○ビル○階
○○商事株式会社
総務部 御中
ooo-oo
(以下省略)
従って、例えばワープロソフト「一太郎」でラベル印刷を行う場合は、次のような文
書を作り、本ソフトのデータファイルを差し込みファイルとして指定すればよいでしょ
う。
〒 %% %%
%% %%
%% %%
%% %%
%% %%
%% %%
また逆に、表計算ソフトのマクロ機能を利用して本ソフトの形式のデータを書き出す
こともできます。
5.3 エラー発生のときの処置
本ソフトで行うエラー処理には、 2種類あります。 プリンタエラーと、 ディスクエ
ラーです。どちらの場合にも、まずその旨のメッセージが出て、処理を問い合わせます
ので、キーボードからA/R/Iのキーで答えてください。
A(Abort=中止)
その処理を中止します。 ただし、本ソフトの実行を中止してDOSに戻るわけではあり
ません。この指定は、一般のDOSのコマンドでのF(Fail=失敗)指定と同じものです。
R(Retry=再試行)
もう一度その処理を試みます。
I(Ignore=無視)
エラーを無視し、そのまま続行します。エラーを無視する以外にどうしてもデータが
復旧できそうにない場合に限って使用してください。
5.4 キー操作について
IBM互換機などでは、カーソルキーを押しても認識されない場合があります。 この場
合、次のようなキー操作でカーソルの代用が可能です。
+-------------------------------------+
|キー| 操作(1) | 操作(2) | 操作(3) |
|----+----------+----------+----------|
| ← | CTRL+S | CTRL+] |CTRL+H(BS)|
| → | CTRL+D | CTRL+\ | CTRL+L |
| ↑ | CTRL+E | CTRL+^ | CTRL+K |
| ↓ | CTRL+X | CTRL+_ | CTRL+J |
+-------------------------------------+
また、本ソフトでは、ファンクションキーにはMS-DOSの標準テンプレートの機能が設
定されていると仮定しています。そのため、コンピュータ機種や設定によっては、ファ
ンクションキーを押しても反応しなかったり、別の動作をする場合があります。この場
合は、CTRL+Cを押せば強制的に終了します。ただし、入力したデータは破棄されます。
追記 A 著作権・免責
A.1 オリジナルパッケージ
本ソフトのオリジナルパッケージには、次のファイルが含まれています。
+---------------------------------------+
|DPRINT .EXE|実行可能プログラム |
|DPSETUP .EXE| |
|------------+--------------------------|
|DPRINT .DOC|ドキュメント(このファイル)|
|------------+--------------------------|
|MAKEFILE. |ソースプログラム |
|DPRINT .H | |
|DP_PRINT.C | |
|DP_MAIN .C | |
|DP_START.C | |
|DP_FMENU.C | |
|DP_DATA .C | |
|DPSTDLIB.C | |
|DP_FKEY .C | |
|MENUSEL .C | |
|FSELECT .C | |
|DPOTHERS.C | |
|SELSHEET.C | |
|ERRTRAP .C | |
|DPATOI .C | |
|_DPSETUP.C | |
+---------------------------------------+
A.2 著作権
本ソフトウェアは、著作権を放棄していない、いわゆるフリーソフトウェアです。本
ソフトウェアに関する一切の権利は、作者(Delmontaこと飯嶋浩光)が保有します。
A.3 使用条件
本ソフトウェアは、誰でも自由に使用することができます。企業の業務等への使用も
いっさい制限しません。また、個人的な使用の場合は、いかなる改変をしてもかまいま
せん。
作者は、本ソフトウェアの動作保証をしません。本ソフトに欠陥があった場合でも、
作者に本ソフトウェアの修正を行う義務はないものとします。
また、本ソフトウェアの使用によりいかなる損害が発生したとしても、作者はそれを
補償する義務を負わないものとします。
A.4 再配布
本ソフトウェアを再配布する場合は、オリジナルパッケージに含まれる全てのファイ
ルを単一のパッケージとして配布してください。アーカイブの形式などは問いません。
この時、郵送料、メディア代金等の実費を超える金品の授受を禁じます。
雑誌の付録、パソコン通信への登録など不特定多数への配布となる場合は事後で結構
ですから作者まで連絡をください。ただし、日本国外の不特定多数への配布の際、およ
び他のソフトウェアに添付しての配布の際には、書面による作者の事前の許可が必要で
す。
改変したファイルを含むパッケージの不特定多数への再配布には、有償、無償を問わ
ず書面による作者の許可が必要です。
追記 B 最後に
B.1 使用ソフトウェア
本ソフトウェアの開発には、LSI C-86 Ver3.30c試食版を使用しました。
本ソフトウェアには、自作「8086| Printman Library Version 1.20a」を使用してい
ます。
マニュアルの整形には、 テキストフォーマッタntf Ver2.1(PoorTom氏作)を使用しま
した。
B.2 謝辞
☆Plusα☆(PEE01314@niftyserve.or.jp)氏にはFMPRプリンタについての資料を提供
していただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
B.3 今後の予定
本ソフトはVersion 1.00bからFMPRプリンタに対応しています、しかしながら、 現物
が手元にないためきちんとした動作チェックは行っていません。[*14]
今後の本ソフトの開発についてですが、機能的には一応のものは取り揃えたつもりな
ので、細々とした機能追加が主になると思います。なお、プリンタについては、LIPS規
格などに対応の予定があります。これは8086| Printman Libraryの問題なので、こちら
のバージョンアップとともに本ソフトも新バージョンを提供する予定です。
B.4 連絡先
本ソフトウェアをご利用くださいましたら、ぜひご感想をお聞かせください。今後の
参考にさせていただきます。
本ソフトウェアのご感想や、 バグ報告、 転載報告などは、以下の住所にお願いしま
す。
314
茨城県鹿島郡鹿島町鉢形台3丁目9の13
飯嶋 浩光
B.5 参考資料
o 一太郎Ver4.3 マニュアル(ジャストシステム)
o Lotus1-2-3 R2.4J マニュアル(ロータス)
o 日本語MS-DOS Ver5.0 L22 ユーザーズリファレンス(富士通)
o 「Cコンパニオン」(Allen I. Holub著、村上峰子訳、オーム社)
o エーアイムック(78)「体験! C言語」(長谷川博之ほか著、エーアイ出版)
o 「Cプログラミング診断室」(藤原博文著、技術評論社)
note:
[*14] 一応、動作チェックは八戸ファームウェアシステムの「PrintBoyII」というイン
ターフェースを使ってBJ-15vで行いましたが、一部に正式なFMPRと違った動作を
する点があるので、FMPRでの本ソフトの動作は完全には保証できません。
追記 C バージョンアップ履歴
Version 1.00a(フリコレ8収録) → Version 1.00b(フリコレ9収録)
o 印刷の際に氏名の行が正常に改行されないバグを修正しました。
o FMPRプリンタに対応しました。
o マニュアルの整形にテキストフォーマッタntfを使うようにしました。
o パッケージからテクニカルドキュメントを削除しました。
o ファイルセレクタを装備しました。
o LSI Cのプリプロセッサの機能に依存していたプログラミングをやめ、処理系に
依存しない方法に改めました。
Version 1.00b → Version 1.00c
o ファイル読み込み時に一部正常に読み込めない場合があるバグを修正しまし
た。
o 操作性を改良しました。
o DPRINT.DFLをDPRINT.EXEと同じディレクトリに置くようにしました。
o 上記の改良にともない、MS-DOS Ver2.11では使用できなくなりました。